電気自動車(EV)に興味があるけれど、実際の電気代ってどのくらいかかるの?──そう思ったことはありませんか?
特にガソリン車からの乗り換えを検討している方にとって、「月々の充電費用」や「走行距離とのバランス」は気になるポイントですよね。
そこでこのブログでは、テスラ モデルYに乗る筆者が、毎月の走行距離・充電量・電気代をリアルに記録・公開しています。
実際にかかった金額や、家庭用充電・外出先での充電の使い分け、さらにコストパフォーマンスまで、数字ベースでわかりやすくお伝えしています。
「電気自動車って本当にお得なの?」「実用性はどうなの?」と感じている方にとって、実体験に基づいたリアルな情報源になれば嬉しいです。
EV生活を検討中の方も、すでにオーナーの方も、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、今月の結果です。
納車から20か月が経過しました!
この1か月の電気代や走行データ、そしてトータルの節約効果をまとめていきます。
◆ 納車からのトータルデータ(20か月)
• 総走行距離:15,671km
• 総消費電力:2,846kWh
• 平均電費:181.6Wh/km
◆ 2025年8月のデータ

• 走行距離:951.2km
• 消費電力:174.6kWh
• 月間電費:183.5Wh/km
• 燃費換算:40.6km/L
(※レギュラーガソリン ¥170/Lで試算)
◆ 今月の充電内訳(192kWh)
• 自宅:0kWh(0%)
• スーパーチャージャー:0kWh(0%)
• その他:37kWh(19%)
• プラゴ:155kWh(81%)
◆ 今月の電気代:¥3,980
• 自宅:¥0
• スーパーチャージャー:¥0
• その他:¥0
• プラゴ:¥3,980
◆ 電気代合計
• 今年(2025年)の電気代:¥21,000
• 納車からの電気代合計:¥44,921
◆ 節約額
• 今月の節約額:¥11,259
• 今年(2025年)の節約額合計:¥73,500
• 納車からの節約額合計:¥199,242
※これまで乗っていたガソリン車比(平均燃費12km/L+レギュラー170円/L)
◆ 今月の振り返り

2025年8月も全国的に猛暑が続きました。外に出れば35℃を超える日も多く、車に乗ればクーラーは常に全開。そんな中でも、今月のテスラ モデルYの電費は驚くべき数値となりました。
7月の電費は256.3Wh/kmでしたが、8月はなんと183.5Wh/km!
「夏にエアコンをガンガン使っているのに、なぜ電費が改善したのか?」自分なりに分析してみたところ、主に2つの理由が考えられます。
●理由① 長距離移動と回生ブレーキの効果
8月は片道200km以上の長距離ドライブを夜間に実施しました。渋滞がなく一定速度で走れたことが、電費改善に大きく貢献しています。
特に帰り道は下り坂が多く、回生ブレーキを効率よく活用できました。下りの区間では電費が0〜40Wh/kmと驚異的な数値になり、結果的に走行全体の電費を押し下げる要因となりました。
もちろん、登り区間ではエネルギー消費が増えますが、100km/hを超えない範囲で一定速度を維持したことで、それほど大きな悪化は見られませんでした。
「高速道路での一定走行が電費を安定させる」
「急ぎすぎない」
この2点が大切だというのは、改めて実感できました。
●理由② 高原ドライブでエアコン負荷が軽減
今月のもう一つの特徴は、高原への旅行でした。現地の気温は30℃を超えていましたが、都市部の36〜38℃と比べると明らかに快適で、エアコンの消費電力が少なくて済んだことが電費改善につながったと考えられます。
EVにとって空調は大きなエネルギー消費要因ですが、標高の高い地域ではその負担を減らせることを改めて実感しました。
●充電状況とプラゴ活用
今月の総充電量は155kWhでした。本来の計算上は177.5kWhをフルに使えるのですが、旅行先の無料充電スポットを活用したため、契約分を使い切ることはありませんでした。
「無理に充電して消化する」よりも、必要な時に効率よく使う方がやはり現実的ですね。
特にプラゴの定額プランを利用している方にとっては、「旅行時にどのくらい無料充電を組み合わせられるか」も電気代節約のカギになりそうです。
●モデルYで初の車中泊を体験
さらに今月は、以前からやりたいと思っていた「テスラ モデルYでの車中泊」をついに実践しました。
この体験については別記事で詳しくまとめる予定ですので、興味のある方はぜひチェックしてください。
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