テスラのオーナーなら一度は気になる「不具合や修理対応」。ネットで検索すると「サービス対応が早い」「費用が高い」「保証内で無料だった」など様々な声があります。今回は、2023年12月納車のテスラ モデルYで実際に発生したテールゲート(パワーリフトゲート)の不具合と修理体験を詳しくまとめます。
実際にアプリで修理依頼をして、部品交換・費用見積もり・修理当日までの流れを記録しました。これから同じような症状が出た方、これからテスラ購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
◾️違和感の始まり|開閉時の「グググ音」
納車から19か月、走行距離14,000kmほど経過した頃。
ある日、テールゲートの開閉時に「ググググ…」というこもった音が出るようになりました。
• 自動開閉はできる
• しかしスムーズさに欠ける
• 音が気になる
最初は「まあ使っていれば渋くなるかな」と軽く考えていました。使用頻度もそれほど多くなかったため放置。しかし違和感は消えませんでした。
◾️ダンパーを確認すると…まさかのオイル漏れ
決定的だったのは、ある日ふと見たとき。
ダンパー部分からオイルがにじみ出ているのを発見しました。

これは内部シールが切れている可能性が高いと思います。
そのまま放置すると、
• 片側のダンパーが機能しなくなる
• 反対側だけに負荷がかかり、テールゲートが歪む
• 最悪の場合、開閉ができなくなる
というリスクがあります。
夏休みの旅行も控えていたため、不安要素を取り除くべく修理を依頼することにしました。
◾️テスラアプリで修理依頼
テスラの修理依頼はすべてアプリから可能です。今回の手順は以下。
1. アプリを開く
2. 「サービス」→「サービスを依頼する」

3. 「エクステリア」→「その他エクステリア」


4. 症状を入力+写真を添付

さらに、希望するサービスセンターを選択します。


• 東名川崎:9日待ち
• 稲毛/板橋:3日待ち
• 大宮:2日待ち
• 東京ベイ:1日待ち
急ぎであれば、空いている拠点に持ち込むのも一案です。
◾️サービスからの返信
修理依頼を出したのが朝9時ごろ。
最初の返信は約1時間半後(10時半)に届きました。

• 1回目:症状確認中との連絡

• 2回目:2日後に「交換するとしたら、部品はリフトゲートストラット。交換日程を調整したい」との連絡
日程が合わなければ、アプリ上で簡単に変更可能です。

一般的なディーラーで、電話やメールでスケジュール調整するよりスムーズで、テスラのアプリならではの便利さを感じました。
◾️修理費用の見積もり
提示された見積額は25,410円。

「普通に使っていて不具合が出ると、この金額はきついな…」と思いましたが、後にサービス担当者から「最悪ケースで見積もりを出しています」と説明がありました。
実際には保証やサービス対応で変わる場合があるので、まずは見積もりを確認しておくと安心です。
◾️修理当日の流れ
修理当日は大宮サービスセンターへ。
以前はなかった待合室が整備されており、雑誌や車検情報なども閲覧できました。

アプリで修理進捗をリアルタイム確認できるのも便利です。

作業時間は思ったより短く、新品のリフトゲートストラットに交換してもらい完了。
なんと、今回は補償扱い?で無料でした。
◾️修理後の感想
• 動作はスムーズになり、異音も解消
• テスラのサービス対応は非常に丁寧
• アプリで予約から日程調整、進捗確認まで完結するのは大きなメリット
ただし、1年半程度でダンパーに不具合が出たのは正直残念というのが本音。
今後も同様の症状が出ないか注意していきたいと思います。
◾️まとめ|テスラの不具合と修理は早めの対応が安心
今回の体験から学んだことを整理します。
• 「グググ音」や動作の渋さは不具合のサイン
• ダンパーのオイル漏れは要注意、放置すると開閉不能リスク
• 修理依頼はアプリから簡単にできる
• 見積もりはワーストケースで出るが、実際は保証対応になることも多い
• 修理は短時間で完了、サービス対応は丁寧
テスラはOTAアップデートや先進装備が注目されがちですが、やはり機械である以上、不具合はゼロではありません。
違和感を覚えたら早めにアプリで修理依頼しておくのが安心です。
◾️この記事を読んでいる方におすすめ
過去経験した不具合はこれ。
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