37.電気自動車のタイヤ空気圧どこで入れる?どうする?

みなさんは、日頃のタイヤの空気圧チェック、どうしていますか?

ガソリン車に乗っていた時は、ガソリンスタンドで給油ついでに空気入れを借りて調整していました。

ただ、テスラに乗り換えてからというもの、そもそもガソリンスタンドに行く機会が全くない!

しかも、ディーラーに行くこともほとんどないため、「あれ?これ空気圧下がったらどうしよ…」とふと不安に。

最近の車は、特にテスラの場合、空気圧のチェック自体は簡単です。

車載のTPMS(Tire Pressure Monitoring System)で、アプリ上からでも4輪すべての空気圧が確認可能です。

(出典:Tesla公式アプリ/筆者撮影、2024年3月時点)

とはいえ、「見る」ことはできても、「入れる」ことができなければ意味がありません。

ガソリンスタンドにも行かない今、空気はどこで入れる?

昔はスローパンクしたタイヤを自転車の空気入れで膨らませて、なんとか近所のGSまで行ったこともありました。

でも、今の生活ではそれも難しい。

ということで、我が家では“携帯空気入れ”を購入することにしました。

EVオーナーが選ぶべき携帯空気入れの条件とは?

探してみると空気入れにもさまざまな種類があり、どれが自分に合っているのか迷いました。

そこで私が重視したのは以下のポイントです:

✅ 1. 空気圧が3.5barまで対応していること

モデルYの推奨空気圧は2.9bar。ゆとりを持って3.0bar以上に対応している製品が安心です。

✅ 2. バッテリー式で、2本分くらいはしっかり入れられること

日常のメンテナンスでは、完全に空気が抜けていることはほとんどありません。

4本すべてに微調整ができて、最低でも2本分はしっかり補充できる容量がほしかったんです。

✅ 3. 価格は3,000円台でなるべく安価

頻繁に使うものではないので、コスパ重視で選びました。

✅ 4. シガーソケット不要タイプ

我が家のもう一台の車にはシガーソケットがないため、USB充電式の空気入れを選択しました。

シガーソケットがある車前提なら、この条件は不要ですね。

充電してないと使えないって弱点も無くなりますしね。

購入した携帯空気入れ、実際に使ってみた!

(出典:Amazon/筆者撮影、2024年2月時点)

届いた商品はこちら。

(筆者撮影、2024年3月)

掃除ノズルや空気入れノズルが複数付属しており、USBケーブルで充電可能。

なんと、簡易的な掃除機機能まで付いていて、車内の小さなゴミを吸うのにちょうど良い吸引力でした。

実際に空気を入れてみた感想|モデルYに使える?

まずは、我が家のもう一台の車(タイヤの空気がやや減っている)に使用。

(筆者撮影、2024年3月)

本体のボタン操作で、希望の空気圧をデジタルで設定でき、ピピッとセット。

(筆者撮影、2024年3月)

20秒ほどで0.1barアップする感覚。

音はやや大きめですが、家庭用としては許容範囲です。

これだけでタイヤに必要な空気を自宅で簡単に入れられるのは、本当にありがたいですね。

とは言え、結構音は大きいので、何本も空気を入れるのは、ご近所迷惑な感じです。納車後パンクなどがあり、実際に空気入れを使いました。スタッドレスから保管していたノーマルタイヤに履き替える時にも使いましたが、4本とも空気が抜けていたので、長めに空気入れを使う羽目になりました。流石にご近所に気が引けたので、少し人家から離れた場所で入れました。

因みに、夏は空気圧が高めになります。春に2.9〜3.0に合わせていたタイヤは、真夏に3.1〜3.3程度に変動します。つまり、夏にタイヤを交換して、空気圧3.0に合わせると冬には推奨空気圧を下回る可能性があります。そうなると、電費も落ちるし、ディスプレーにワーニングも出るので、良いことはないです。そんな時にも気軽に空気圧を補充出来るのは、非常に心強いです。適切な空気圧で乗らないと、空気圧によっては、乗り心地の悪化や、グリップ力の低下、電費の悪化、タイヤ寿命を縮めることにも繋がるので、調整出来る方法を持っておくと良いでしょう。

車だけじゃない!マルチに使える点も魅力

この空気入れは、車だけでなく自転車やボールなどの空気入れにも対応しているため、家族で共有できる便利アイテム。

我が家では、息子の自転車やサッカーボールにも大活躍中です。

特に、掃除機機能は意外と重宝します。

子どもがこぼしたお菓子のかすを、ブラシ付きノズルで、シートの隙間を掻き出しながら吸い込める!

なんて便利なんだと思いました。

この使い方が1番頻度が高い気がする。

まとめ|EV時代の空気圧管理は“自力でやる”のが正解

テスラに乗ってからというもの、「ガソリンスタンドに寄る」という日常がなくなり、それに伴って空気圧調整の手段も変える必要があると気づきました。

• TPMSで空気圧をチェック

• 携帯空気入れで必要なときに補充

• 家庭でも手軽に管理できる環境を整える

これだけで、日々のメンテナンスがグッと楽になり、不安がなくなりますね。

EVユーザーの新常識として、1台持っておくと安心なアイテムだと感じました。

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