ある朝ふと車に乗り込むと──ダッシュボードに見慣れない警告アイコンが点灯。「空気圧が低下しています」の表示・・・右リアタイヤの空気圧が2.0 barまで低下していることに気づきました。
テスラ・モデルYの推奨空気圧は2.9 barなので、これは明らかな異常です。

◾️【原因判明】見事にネジがブスリ…タイヤパンクの瞬間
心配になって車外に出てみると、案の定、ネジがタイヤに突き刺さっているのを発見。よく見るとタッピングネジのようで、タイヤのトレッド面にしっかりと入り込んでいました。

「うわ…これはやっちゃったな」と思いつつも、空気圧警告のおかげで早期発見できたのは不幸中の幸い。とはいえ、ここからどう対処するかが重要です。
◾️空気圧低下が起きたときの4つの対応方法
① ネジを抜く → 絶対NG!
よくありがちな「刺さってるネジをすぐに抜いてしまう」という行動。これは最もやってはいけない対応です。というのも、刺さっているネジが「空気の抜けを一時的に止めてくれている」可能性が高いからです。
抜いた瞬間に一気に空気が抜け、走行不能に陥る可能性があります。特に通勤前や遠出の前にやってしまうと大変なことになるので注意が必要です。
② ガソリンスタンド・カー用品店でのパンク修理
一般的な選択肢がガソリンスタンドやオートバックス等でのパンク修理です。専用のパンク修理キットを使えば、5,000円前後で簡易修理が可能。ただし注意点も。
• あくまで「一時的な修理」にすぎない
• 走行中に再度トラブルが起こる可能性がある
• EVやテスラ車を敬遠する店舗も存在する
TPMS(空気圧センサー)搭載車は増えているものの、EVの構造や高電圧系に不安を抱えて、作業を断られるケースもまだ一部あります。
③ ネットでタイヤ購入&組み替え依頼
コストを抑えるならネット通販でタイヤを購入し、ガソリンスタンドで組み替えを依頼する方法。私も過去に何度もこの方法で対応しています。
ただし、今回は以下の2つが懸念点でした。
• 純正タイヤがネットで手に入るか?
現在のタイヤ(ハンコック製)はテスラ専用品かもしれないため、入手困難な可能性があります。
• 19インチホイール対応の設備があるか?
最近は19インチも普及していますが、古い店舗では作業できないことも。チェンジャー設備が対応しているか事前確認が必要。
④ テスラサービスセンターへ相談(今回はコレ)
今回は、最終的にテスラのサービスセンターでの対応を検討することにしました。理由は以下の通り。
• 自宅近くにセンターがあり、安心感がある
• テスラ車の構造に熟知している
• 純正タイヤの用意や交換作業がスムーズ
予約が必要な場合もありますが、確実な対応を希望するなら最も信頼できる選択肢でしょう。
◾️まとめ|テスラの空気圧警告は早期発見に有効!
今回、テスラの空気圧モニタリングシステム(TPMS)のおかげで、走行前にパンクの兆候を発見できたことは大きな安心材料でした。
空気圧警告だけでなく、今後は「どこに異常があるか」「原因は何か」までAIで診断してくれるようになれば、さらに便利になりそうです。
それにしても、EVはガソリンスタンドに行かない分、タイヤや空気圧への意識が下がりやすいもの。改めて、定期点検や空気圧チェックの大切さを感じた1日でした。
テスラのサービスセンターはどんな感じなんでしょう。
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